校長挨拶
令和5年度八女農業高校校長を務めさせていただきます平田 陽一です。
本校勤務3年目となりました。
昨年度は創立120周年記念式典をはじめ、学校の歴史を振り返りながら次の10年、50年を考える転機の年でした。
本校で校長を務めることの責任を感じつつ、地域の期待に応えるべく、できることはすべてやるという気概をもって臨んでおります。
本校の校訓は「自律、創造、協同」であり、日々、校訓が目指す生徒像に向かい教育活動を進めております。コロナ禍にあって、様々な経験を積むはずであった生徒たちは、経験という貴重な財産を手にすることができませんでした。特に、コミュニケーション力については課題が山積していると考えます。
そこで、今年度、本校が掲げる目指す生徒像を 【笑顔で元気な挨拶ができる生徒】 としました。
【笑顔】への思い
学校生活を送る上で一番大切にすることは勉強です。この勉強は単に机の上の勉強に限りません。本校には広大な農場や実験設備があり、考えたことや興味を持ったこと実際に試すことができる学習をしっかりと行います。学びの中から分からなかったことやできなかったことができるようになる、わかるようになった時の喜びは何物にも代えられません。自分自身の学びの中で生じる笑顔があふれる姿を大切にします。
【元気】への思い
やってみたいことがやれる、失敗を恐れずに挑戦する姿は素晴らしいものです。何度でも挑戦するエネルギーを大切にします。1人の元気が周り人の元気を誘い、学校全体が活気あふれていく。生き生きとした元気あふれる姿を大切にします。
【挨拶】への思い
人と人が接する時、相手への敬意と尊敬の意味を込め挨拶をします。クラスメイトであれ先輩後輩の間であれ家族の
間でも挨拶は大切です。人と人を繋ぐ、円滑にする、暖かくする挨拶は、互いの良さを認め合い、互いに切磋琢磨し高
めあうことの良さを実感する人間性を育成する上でも大切です。
目指す生徒像の実現に向け学校一丸となって教育活動を進めていきます。
生徒が自らの可能性にチャレンジするための支援を教職員全員(チーム八女農)で進めていきます。
結びに、本校生徒のために御支援、御協力をいただいております保護者の皆様をはじめ、関係機関の方々にお礼を申し上げますとともに、今後も引き続き御支援賜りますようお願いし、今年度初めの御挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
令和5年4月1日
福岡県立八女農業高等学校 校長 平田 陽一